こちらの私です
冬は出費がかさみますね。
この冬、ファーのアウターを3着購入しました。
このうち2つは同ブランドの型違いのもの。
もう1つは、元々所持していたものと全く同じもの。
好き過ぎて2着欲しくて買いました。
保管用や観賞用ではありません。
着用します。
同じようで同じじゃないからです。
というのも、ラムムートンのこのコート。
裏地はラム(羊)のクリクリした毛皮、
表地はラムの皮です。
生き物であるが故、毛質も個体差があります。
全く同じものはありません。
人間と同じですね。
毛羽立っている箇所があったり、まとまって艶がある箇所があったり、毛足が長かったり短かったり。
これらの違いで、着方も変わります。
雑に荒く着たい時、フォーマルに締めたい時。
今のご時世では珍しい、リアルファー。
この頃動物愛護の関係で、どのブランドもエコファーへと切り替わっています。
リアルファーのコートは希少なのです。
リアルファーはそりゃあもう暖かい。
しかしながらエコファーも、数年前では考えられないほど品質も機能性も向上しました。
今回の残り2着は、エコファー。
エコファーの魅力は、リアルファーでは出せない色味や質感、ツヤ感、そしてその軽さにあります。
ひと昔前では、軽いはいいのだけれど、
毛足は硬いわ防寒性は皆無だわで、安っぽさが否めないものでした。
今回購入したエコファーコートは、見た目はリアルファー。
それも、レッキスやラビットを彷彿とさせる毛足の長さとツヤ感。
触るとこれまたビックリ。
エコファーと言われても信じられないくらい柔らかい。
そしてなにより、着ていて暖かくて軽い。
軽いと言ってもあくまでリアルファーと比較したら
の話ですが。
一般的に軽くてストレスフリーなアウターを好む方からすると、「いや、全然重いやん」となる事は間違いない。
私のファッションに対する考えでは、機能性は二の次。
どれだけ機能性が良かろうが、デザインや質が好みでないのなら、私のコレクションになる事は有り得ません。
今回の収集で、私のアウターは37着となりました。
あ、アウターと言ってもあくまで冬用で です。
薄手の物も合わせると80着越えます。
生活スペースがなくなりつつあります。
ショップで暮らしている気分です。
悪くない。むしろ幸せ。