こちらの私です

久しぶりにアプリのブログの方と数日空いた気がします。

もう少し空いてくれた方が、ネタ的には助かります。

8月となり、耳にタコができるくらいに聞く、
危険な暑さ、災害級の暑さ、という言葉。
今日もそんな1日かと思いきや、広島市内の空は曇天で、熱帯的な陰湿な暑さとなりました。

この感じは、あまり嫌いではありません。

昼間なのにどんよりとして薄暗い。
いつ雨が落ちてきてもおかしくないくらいの灰色の雲が空を覆い尽くしている。
顔に撫でるように吹き付ける、生温い風。

ひとつの雲があまりに大きく、動いていないようにさえ見える。
静止した世界に取り残されたのかと思いながら、
少し目線を動かせば、そうでない事に気付く。

遠くに動く車のヘッドライト。
ポツポツと灯り始めるマンションの小窓。

今も確かに世界は動いている。
時計の針は回り続けている。

今日が終わり、明日が来る。
1日、1週間、1ヶ月、1年、時間は歩みを止めない。

繰り返される時間と季節の中で、
今日この瞬間と同じ景色を私が見て感じる事は
もう二度とないのだろう。

そう思うと、もう少しだけこの瞬間に留まっていたくなる。

それでも時間は、否応なく、そして容赦なく、
私の頭上を通り過ぎていく。
あの大きな灰色の雲と共に。

お送りしましたは、私の精神世界。
以上。また9月に。

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